ロダスのクロテッドクリームの原料は生乳のみです。生乳100%だからこそ、その生乳にはこだわります。ロダスが使用する生乳は、工場から42キロ以内の牧場からのみ。理由は新鮮な原料こそ、美味しいクロテッドクリームが作れるからです。
コンウォールの牛乳は、例えるなら北海道牛乳のような、英国で美味しい牛乳と人気があります。
理由はコンウォールは海に面する丘陵地帯です。海風が丘陵に当たり土地にしみこみます。そこからミネラルを含んだ良質な牧草が生え、その牧草を乳牛が食みミルクを出します。味わい深い生乳を使用するからこそ美味しいクリームが作れるのです。
ロダスはクロテッドクリームの伝統的な製法を守り続けてきました。 英国の5つ星ホテルのほとんどのアフタヌーンティーはロダスのクロテッドクリームを使用しています。
濃厚な生乳を低脂肪牛乳と濃厚な生クリームに分離させます。その生クリームを低温オーブンで蒸し焼きにします。するとクロテッドクリームが出来上がります。オーブンで焼いたクリームの表面には黄色い膜(クラスト)が出来上がります。このクラストの正体は煮詰まった乳脂肪で、一番濃密な部分です。またクラストの下にはクラストが落し蓋の役割になり、クラストの下でクリームが対流します。結果、舌触りがシルキーで、濃密なのにくどくない独特のクリームが出来上がります。
PDOは、その土地の原産で伝統液な産品に対して、類似品と差別できるよう欧州委員会が品質と真正さを保証する制度です。
ラベルに「コーニッシュ・クロテッドクリーム」と書かれていれば、中に入っている商品は、コンウォールの豊かでクリーミーな生乳(コンウォールの海風と亜熱帯気候の環境で育った牧草を食べた乳牛の産物)を原料に、何世代にもわたってここコンウォールで使われてきた伝統的な製法で作られた商品であることが保証されていると思ってください。